“もう年だから”を捨てたら、英語は伸びはじめる

50代のみなさん、「もう年だから……」「今さら一からやり直すなんて」「どうせ覚えられない」「もともと記憶力が悪いから」──そんなふうに、始める前から諦めていませんか?

でも、このページにたどり着いたということは、少なくとも「やってみたい!」という気持ちが、あなたの中にあるはずです。

このページでは、そんな「やらない理由」をひとつずつ手放して、「やればできる!」という確信へと変えていくお手伝いをしていきます。

「もう年だから」──本当にそう思ってます?

確かに若い頃と比べれば、記憶のスピードは落ちたかもしれません。でもその分、「続ける力」「考える力」「工夫する力」は、50代の方が上回っているはずです。

しかも今は、自分のペースで学べる環境が整っています。アプリでも動画でも、オンライン英会話でも、早朝でも深夜でも、好きなときに好きな方法で学べる。大人だからこそ、自分に合ったやり方を選べるんです。

さらに注目すべきは、脳科学の視点です。私も一時は、「もう50代だしなぁ。新しいことはちょっと。。。」と尻込みしていました。しかし、50代は「脳の最盛期」ともいわれ、実行力や判断力がピークを迎える年代と言われています。つまり、「何かを始めるのにちょうどいいタイミング」なのです。

実際、20代の頃にイギリスに短期留学した際、40代の頃仕事で数ヶ月タイに滞在した際に、それぞれ英語学校、タイ語学校に行きましたが、そこには多くの若者に混じって、50代、60代の方がたくさん学んでいました。その頃から、「あぁ年齢なんて気にしなくていいんだ」「やろうと思ったときが一番若いときだ!」と思うようになりました。

「今さら一からやり直すなんて」──でも今がチャンスです

「1からやり直す」と聞くと、大変なことに思えるかもしれません。でも実は、全くのゼロからじゃなくて“うっすら残ってる知識”がある状態なんです。

中学英語を改めて見ると、「あー、そういえばそんなのあったなぁ」「あれ、意外と覚えてる」「これ、今ならちゃんと意味がわかる」そんな瞬間がたくさんあります。昔は丸暗記だったことも、今なら“納得して理解する”ことができることが多いはずです。

新しい挑戦が脳を活性化させるという研究結果も多くあります。

例えば、

  • 未知の土地への旅行
  • 難しいパズルや論理ゲーム
  • 新しい習い事(英会話・楽器・ダンスなど)

「少し難しい」「やったことがない」ことこそが、脳に刺激を与え、成長を促すのです。

「どうせ覚えられない」──何度も忘れて、いいんです

覚えたそばから忘れる。これは誰でも同じです。記憶というのは“忘れて、思い出す”ことで強くなっていくんです。

たとえば、今日覚えた単語を明日思い出せなかったとしても、それは「失敗」ではありません。何度でも繰り返せば、脳が「これは必要な情報」と認識して脳に定着していきます。

実際、私の上司(58歳)が最近英語を始めて、勉強方法でよく質問されるのですが、今日は「単語がなかなか覚えられなくてねぇ〜。もう3回もやってるんだけど。そんなもん?どのくらいやってる?」

と聞かれて、目👀が点。「えっっ?3回ですか?3回?」「3回で覚えられるとでも思ってるんですか!?(心の声)」「私は同じ単語帳2冊めです。ボロボロになってしまったので買い替えました。何回やったかはわかりません。最初は欄外にやった日付を書いていたのですが、スペースが無くなってきたので全部消しました。何回やればいいというものではありません。覚えられるまでやればいいのです。」と答えました。

ただ読んだだけで写真を焼き付けるように覚えられるという人もいるようですが、ほとんどの人はあなたも私も凡人です。しつこいくらいに繰り返して、脳に「必要な情報」であると覚えてもらわなければならないのです。

この繰り返しについて、脳は「ワクワクすること」「面白いこと」に対して活性化します。無理に詰め込むより、楽しみながら覚えられるように工夫することが大事です。

「もともと記憶力が悪いから」──それは、覚え方を知らないだけかも

記憶力には個人差があります。でも、それ以上に大事なのは「覚え方」です。

自分に合った方法を見つけると、ぐっと楽になります。たとえば:

  • 単語を例文ごと覚える
  • 声に出して覚える(音読)
  • アプリでゲーム感覚にする
  • 生活の中に単語を取り入れる(朝、英語で天気を言ってみる など)

大人は「意味のあること」はよく覚えます。だからこそ、“使うシーン”とセットで覚えるのがおすすめです。

また、日常のルーティンに小さな変化を加えるだけでも脳の刺激になります。

  • 利き手とは逆の手で歯を磨く
  • 毎日違う道を通って散歩する
  • 料理のレシピを少しアレンジしてみる

「考えながら行動すること」が、脳の前頭前野を活性化させてくれます。

「自信がない」──だからこそ、やってみる

自信がないときって、「うまくやらなきゃ」「失敗したら恥ずかしい」と思ってしまいますよね。でも、英語は「うまく話す」ことより「伝える」ことが目的です。

「完璧じゃなくていい」「単語だけでも伝わる」そんな経験を重ねると、自然と自信がついてきます。

小さな成功体験──「英語で注文できた」「外国人に道を教えられた」──それが一番のモチベーションです。

また、こうした挑戦が脳にも良い影響を与えることがわかっています。「やったことがない」「少し不安」という状態で始めることが、実は一番脳を活性化させるのです。

おわりに:あなたの「やりたい」は、動き出している

英語学習に限らず、何かを始めるときに一番大変なのは「最初の一歩」です。

でも、あなたはすでにこのページにたどり着いています。それは、「英語を学びたい」という気持ちが、もう動き出している証拠です。

今日できることを、ひとつだけ始めてみてください。1文音読する、単語を1つ覚える、それだけで十分です。

言い訳を手放すたびに、きっと「できる実感」が増えていきます。

50代は、「衰える時期」ではなく「脳の可能性が広がる時期」。新しいチャレンジを通して、あなたの中の“伸びしろ”は、まだまだ開いていきます。

一緒に、少しずつ前に進んでいきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました